日本共産党

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高知2区
比例四国ブロック

私の決意

私は、日本共産党の候補者として2013年参院選高知選挙区、2014年衆院四国比例ブロックから二度国政に挑戦しました。

選挙当時4歳だった娘は14歳になりました。彼女が9歳の寒い朝、玄関で学校に行きたくないと固まり動かなくなりました。10歳のとき、「学校に行けない自分が嫌い。行けていた頃に戻りたい」と涙をポロリと流しました。

当時の私の日記には、「不安に押しつぶされる。今いる子どもに寄り添いたいのに。優しくしたいのに。しんどさは分かるのに。明日が、将来が不安で、ちゃんとしなさいという。今目の前の子を抱きしめたいのに」と記していました。
娘と私がこの社会にいないことにされているような、透明にされたような気持ちに押しつぶされそうでした。

今、高知県の子どもの不登校率は、2020、21年度で全国一、依然として高い水準にあります。全国でも不登校は増加しています。

国連からも勧告を受けるほどの管理的で過度に競争的な学校教育の現場で、これだけ多くの子どもたちが生きづらさを感じ、SOSを出しています。なぜ、社会や学校で苦しさを感じたとき、変わることを強いられるのはその苦しみの当事者なのか。

高知県でも、学力向上を掲げ、学力テストで子どもを測る教育が進められています。

変えるべきは、このような苦しさを押し付ける社会や政治の方です。

今年は子どもの権利条約を日本が批准して30年目の節目です。子どもたちもこの社会をつくる当事者であり、こどもたちの声を尊重し、もっともよいことが保障される政治へ転換が必要です。

こどもと先生に休息を。少人数学級の推進と教員の抜本増で学びの環境を保障します。
学びは権利です。学費半額、若い世代が抱える奨学金返済を半額支援し暮らしを支えます。高い教育費負担は子育て世代の暮らしも圧迫しています。

ミサイル購入など軍事費は8兆円にせまり、一方で教育予算(文教費)は約4兆円と横ばいです。ミサイルよりも教育に予算を。

高知県、四国でお話を聞いてきました。

中山間地に移住してきた同世代の方は、「近くに住むおばあちゃんが大好き。その人がいるこの山の景色が愛おしい。でも、高齢者を追い詰める社会、高齢者が大切にされない世界で安心して子育てなんてできるわけない」と話してくれました。

地元の野菜や地域の学校の吹奏楽部の楽器まで運ぶ運送業者。食と居場所をつくる飲食店。クリーニング店や板金塗装。この地域で暮らすために必要なことにこたえて営業し、地域経済を支える中小業者の皆さんは口々に「急激な原材料費の値上げ分を価格に転嫁できない。せめてガソリン代と消費税の値下げを」と話されます。

「患者さんに『ちょっと待ってね』と言わなくてもいい看護がしたい。」「子どもの成長が何よりのやりがい。でも給料が低く続けられない。」医療や福祉などケアワークの分野で働く方々からは、よりよいケアとそのためにも働く人を大切にした待遇改善を、と強く要望されました。

若い人も高齢の人も、今の政治が壊している同じ社会に生きる私たちであり、ともに社会を立て直していく、手をつなぐ同じ市民です。政治が人々の間に分断や対立を広げるのではなく、つなぎ合わせていくことが大切です。

今、日本は平和のためと言いながら他国を攻撃する国になろうとしています。
この間、戦争体験を聞ける最後の世代だと娘や若い人たちと直接戦争体験を聞く機会を増やしてきました。

先日、小学二年生の娘がいきなり、「かっか(お母ちゃん)、戦争する人たちって、子どもの気持ちが全然わかってないよね」と言いだしました。「わたしは子どもやき、子どもの気持ちが分かるがよ。戦争になったら子どもはすごく怖いがで。戦争する人って、ほんとに子どもの気持ちが分かってない」といいました。

78年前、高知空襲で逃げ惑う子どもたち、ガザやウクライナで戦禍の中にいる子どもたち、時代や地域を越えて、いつも戦争で犠牲になる子どもたちを私たち大人は忘れてはならないと思います。政治家は戦争という選択肢を持ってはならない。外交は、「共通点を見出し、ともに解決すること」です。外交によって平和をつくります。

政治の世界はいまだに男社会です。日本のジェンダーギャップ指数は118位。政治分野では113位。先進国では依然最下位レベル。衆議院の女性比率はたった11.3%です。

10年前、選挙に挑戦した際、「“男性以上に”頑張らないと、選んでもらえないのではないか」、「女性だからダメと言われないようにしよう」と候補者活動をしていました。

この間のジェンダー平等を求め行動を続ける方々、運動にふれ、「男性のように」頑張るのではなく、色々な状況にある多様な人々がその条件・当事者性を生かして政治に関わることが大切だと考えるようになりました。

子育てなどケアの部分を担ってきたからこそ、不登校になったわが子と向き合い、今の教育制度の矛盾にぶつかり、違う社会をと訴える基盤となっています。

自民党の裏金問題でも明らかになったように、カネと権力を持った人々がその周辺の意見を聞いて推し進めるような政治から、多様な暮らし、状況にある人々が試行錯誤しながらも作り上げていく政治へと転換していきたい。

こどもも大人も、どこに住んでいても、ルーツがどこでも、健康なときも病気のときも、それぞれが政治にアクセスでき、私たちの手で社会を変えられるという実感や共同を広げていくために頑張ります。

浜川 ゆりこ

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